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ここでは、Acrobat Reader(Adobe Reader)を使用した確認の方法を紹介しています。
PDFデータを確認する際は、なるべく最新版のAcrobat Reader(Adobe Reader)をご使用ください。
「注釈機能」を利用した修正は印刷の際には反映されません。PDF変換する前のデータに戻っていただき、修正後に、再度PDFに変換する必要があります。
AcrobatのPro版の機能「TouchUpオブジェクトツール」での修正の場合は印刷に反映されます。
PDFにデータを変換する際に、PDF/X-4形式での変換をお奨めします。
PDF/X-4形式は印刷する際、問題が少ないように考えられたガイドラインとなっています。
Officeソフトから、PDF/X-4形式に変換するとエラーになる場合があります。その際は「Press Quality」または「プレス品質」などでの変換をお奨めします。
Adobeサポートデータベースに詳細なマニュアルがありますので是非参考になさって下さい。
(→PDF/X に準拠した印刷用 PDF 作成ガイド【文書番号:222914】)
PDFの変換にはAdobe社のAcrobatを推奨しております。
カラーモードは基本的にCMYKでお願いしておりますが、PDFへ変換するソフトにより、CMYKにできない場合があります。
RGB画像を使用している場合、弊社にてCMYKに変換させていただきます。モニタなどのRGB表現やインクジェットプリンタなどの蛍光色の様な鮮やかな色は、通常のオフセット印刷などのプロセス4色(CMYK)印刷では再現できないため、モニタなどの見た目と変わってしまいます。中には全く別な色やくすんだ印象での仕上がりとなります。
また、データに、特色(スポットカラー)をご使用している場合、そのままPDFを作成すると、透明の影響を受ける部分が消えてしまう場合があります。PDFを作成する前に特色をプロセスカラーに変更していただくようお願いいたします。
フォントは全てエンベッド(埋め込み)された状態でのご入稿をお願いします。
元のデータが、アウトライン化機能のあるソフトをお使いの方は、アウトライン化した上でPDFをお作りいただいてご入稿もできます。
PDFを作成する際の設定を「PDF/X-1a」「PDF/X-4」または「プレス品質」を指定していただくとフォントが埋め込まれる設定になっています。
エンベッド(埋め込み)されていない場合、お客様にエンベッド(埋め込み)して入稿していただく必要がございます。
フォントのエンベッド(埋め込み)の確認の方法
「ファイル」メニューの「プロパティ(文書のプロパティ)」を選択します。
「フォント」タブをクリックします。表示されているフォント名の後ろが「埋め込みサブセット」となっていると埋め込まれている事になります。
「実際のフォント」のフォント名が出ている場合は埋め込まれていません
リストに何も表示されていない場合はフォントが使用されていませんので問題はありません。
PDFを作成した後での解像度の確認はできません。400%~500%に拡大して見た時に粗さが無ければ、綺麗に印刷できる目安となります。
データを作成した時に十分な解像度があるはずなのに、変換すると粗くなる場合は、PDF変換の画像解像度が低い設定になっているためです。画像の変換の設定が300~350dpiになっている設定で変換します。(Acrobatをお使いの方は、PDF/X-1aやプレス品質などをお選びください。)
印刷データの入稿形態の1つであるPDFファイル。
データが軽くなる上に、画像の抜け落ちをはじめとする印刷トラブルが少ないため、入稿にはこのPDFファイルがお勧めです。一部、保存方法が少しわかりづらいところもありますので、PDFファイルの書き出し方法についてご紹介します。
当サイトでは価格を安く抑える工夫の一つとして、付け合わせ印刷を行っております。付け合わせ工程では面付けの効率化を図るため、ご注文毎の区画にデータの中心を合わせ、中心を基準として断裁位置がわかるように付け合わせをします。
PDFは、中心を維持して緻密にトリミングする事が難しいデータです。そのためトンボを付けていただいたデータでも、絵柄が切れてしまったり、断裁が出来なくなってしまいます。PDF保存の際はアートボードの中心に絵柄を配置した上でPDFの書き出しをしていただけますようお願いいたします。
PDFで絵柄を中心として保存することが難しい場合は、カスタマーセンターへお問い合わせいただくか、Illustratorデータのままご入稿いただくことをお奨めいたします。
▶CS4以降
トンボ(トリムマーク)を選択した状態で、
「アートボードツール」>プリセットを「アートボードを選択したアート(オブジェクト)に合わせる」にし、
アートボードの中心にトンボが配置されるようにします。
※CS4のトンボは CropMarksCS3 を利用したトンボ作成をお奨めいたします。(参照:DTP-transit.jp)
▶CS3以前
トンボを含めたサイズにドキュメント設定のサイズを変更し、
トンボを目印としてドキュメント設定の中心に配置します。
「ファイル」メニューから「別名で保存」をクリックし、「別名で保存」ダイアログにて、「ファイルの種類(Macはフォーマット)」欄でPDF形式を選択して「保存」をクリックします。
「Adobe PDFを保存」ダイアログが開きます。
「Adobe PDF プリセット」欄からPDFのタイプを選択します。
複数の選択肢がありますが、印刷用にもっとも安定してトラブルが少ない形式が「PDF/x-4:2008(日本)」です。
PDF/x-4はPDF/x1-aの上位版で、印刷用のPDF書き出しに適した設定となります。当サイトでは2017年2月より推奨PDFの形式をPDF/x-4に変更いたしました。
※PDF/x-4では透明機能は保持された状態となります。
※PDF/x1-a形式でも、これまで通りご入稿いただけます。
ファイルサイズを軽くするための設定を行います。
「ダウンサンプルしない」を選択します。ダウンサンプルは画像の解像度を落として容量を軽くする方式のことです。
「圧縮」欄では「ZIP」を選択しておきましょう。劣化させずに容量を減らすことができます。(ただ、劣化させないので、それほど軽くはなりません)
「ダウンサンプル(ハイパーキュービック法)」を選択し、「圧縮欄」では「CCITTグループ4」を選択します。これはFAXで使用されている標準的な圧縮方法で容量を1/20程度まで減らすことができます。
ここではファイルにつけるトンボの指定を行います。
Illustrator上では、ご自身でトンボを作成していただくのが基本ですので、「トンボ」欄のチェックは全て外して下さい。
また、「裁ち落とし」欄は、すべて0mmにしておきます。
「カラー」欄と「PDF/X」欄をそれぞれ以下のように指定します。
カラー欄の「カラー変換」項目を「出力先の設定に変換(カラー設定を保持)」に、「出力先」項目を「Japan Color 2001 Coated」にします。PDF/X欄の「出力インテントのプロファイル」項目は「Japan Color 2001 Coated」にします。
ここでは、「セキュリティ」欄のチェックをすべて外した状態にしておきます。
以上の設定を終えましたら「PDFを保存」を押して完了となります。
印刷データの入稿形態の1つであるPDFファイル。
データが軽くなる上に、画像の抜け落ちをはじめとする印刷トラブルが少ないため、入稿にはPDFファイルがお勧めです。一部、保存方法が少しわかりづらいところもありますので、PDFファイルの書き出し方法についてご紹介します。
弊社の対応外のフォントなどをご利用の際にも、PDFデータでご入稿いただければ対応が可能となります。
(フォントがエンベッドされている必要があります。)
「ファイル」メニューから「書き出し」を選択します。
「ファイルの種類」では「Adobe PDF」を選択し、ご希望のファイル名と保存場所を指定して「保存」をクリックします。但しファイル名にはWindowsやMacintosh特有の機種依存文字(記号や省略文字)をお使いにならないようご注意ください。機種依存文字について
「プリセット」を [PDF/x-4(PDF1.6)] か「x-4(PDF1.6)」が含まれる物を選択します。
PDF/x-4はPDF/x1-aの上位版で、印刷用のPDF書き出しに適した設定となります。当サイトでは2017年2月より推奨PDFの形式をPDF/x-4に変更いたしました。
※PDF/x-4では透明機能は保持された状態となります。
※PDF/x1-a形式でも、これまで通りご入稿いただけます。
ファイルサイズを軽くするための設定を行います。
「ダウンサンプルしない」を選択します。ダウンサンプルは画像の解像度を落として容量を軽くする方式のことです。
「圧縮」欄では「ZIP」を選択しておきましょう。劣化させずに容量を減らすことができます。(ただ、劣化させないので、それほど軽くはなりません)
「ダウンサンプル(ハイパーキュービック法)」を選択し、「圧縮欄」では「CCITTグループ4」を選択します。これはFAXで使用されている標準的な圧縮方法で容量を1/20程度まで減らすことができます。
「トンボとページ情報」の所の「内トンボ」、「外トンボ」、「センタートンボ」の三つにチェックを入れます。
「裁ち落としと印刷可能領域」の所は「天」、「地」、「左」、「右」に「3」を入力します。
(ドキュメント設定の裁ち落としに3mmを指定している場合は「ドキュメントの裁ち落とし設定を使用」にチェックを入れるだけでOKです。)
「カラー」の所の「インキ管理」をクリックします。
(CS2以降は「色分解」の中に「インキ管理」のボタンがあります。)
「インキ管理」では下にある「全ての特色をプロセスカラーへ」にチェックを入れて「OK」を押します。
「書き出し」ボタンを押すとPDFが作成されます。書き出されたPDFを開き、サイズやフォントのエンベッド等を確認します。
InDesign CS4以降をご使用の方は、PDF書き出しプリセットに「x-4(PDF1.6)」が登録されています。こちらの設定を元に「トンボと裁ち落とし」の設定を追加して書き出してください。デフォルトの「x-4(PDF1.6)」設定では塗足しは書き出されません。
InDesignCS3以下には、PDF書き出しプリセットに「x-4(PDF1.6)」設定は存在しませんが、入稿用の印刷データを作ることは可能です。詳しくはAdobeサポートデータベースを参考にして下さい。
(→PDF/X に準拠した印刷用 PDF 作成ガイド【文書番号: 222914】 )
こちらでは、いくつかのPDF作成アプリケーションを使用したデータ作成方法を記しています。
PDFに変換した後、下記の事をご確認後にご入稿お願いします。
※フォントが埋め込まれている(エンベッドされている)こと
※データのサイズが注文のサイズと同じになっていること
※web表示用ではなくある程度の解像度があること
※フチ無し印刷をご希望の場合、塗り足しがあること
◆Adobe Acrobatを使用したPDFの作成方法
Adobe Acrobatがインストールされているとプリンタに「Adobe PDF」が追加されます。
はじめに、プリンタの設定を行います。はじめに設定すると設定は保持されるため、次回からは確認する程度となります。
「OK」を3回クリックして「Adobe PDFのプロパティ」ダイアログボックスを閉じます。
これでプリンタの設定は終了です。
【 PDFへの変換方法 】
完成したPDFを開き、ズレやおかしいところがないかご確認ください。
また、フォントの埋め込みの状況や、サイズなどをご確認ください。
フォントの埋め込み状況や、サイズの確認の仕方は「PDFデータの確認の方法」をご覧ください。
◆PrimoPDFを使用したPDFの作成方法
PrimoPDFをインストールするとプリンタに「PrimoPDF」が追加されます。
インストールはこちらから
※Windows 7 以降 への正式サポートは、PrimoPDF 5(現在、英語版のみ)となります。
Windows 7 以降 をお使いのお客様はこちらのPDFをご覧ください。
>PrimoPDF 5のダウンロードと使い方について
完成したPDFを開き、文字ズレや画像などおかしなところがないかご確認ください。
また、フォントの埋め込みの状況や、サイズなどをご確認ください。
※wordや古いOfficeソフトのバージョンでカスタムサイズを使用した場合ご希望のサイズで変換できないことがございます。